エビデンスに基づく褥瘡ケア

エビデンスに基づく褥瘡ケア
真田弘美, 須釜淳子編集

現状における褥瘡ケアエビデンスを整理、ケア実践を紹介する。『EB nursing』の「特集褥瘡ケアとエビデンス」を再編集し、新たに一部を加え刊行。巻末にエビデンスを取り入れた「褥瘡クリニカルパス」を付す。

単行本: 131ページ
出版社: 中山書店 (2003/03)
ISBN-10: 452170011X
ISBN-13: 978-4521700113
発売日: 2003/03
商品の寸法: 25.6 x 19.2 x 1.4 cm


2002年10月から「褥瘡対策未実施減算」が実施され、褥瘡ケアは施設としての取り組みの必要性が迫られるようになっています。本書は、好評の雑誌『EBNURSING』(Vol.1 No.3)の特集の内容に、チーム医療においてエビデンスに基づく褥瘡ケア対策をどのように展開するかを新たに加え、科学的な視点を踏まえた褥瘡ケアの実践・取り組みを目指す内容となっています。
http://www.nakayamashoten.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-521-70011-X

《目次》
1章 褥瘡ケアのエビデンス
  体圧分散
  摩擦・ずれ防止
  ベッドの挙上時の摩擦・ずれについて
  失禁対策
  尿失禁に有効なケアのエビデンスと今後の展開
  エビデンスに基づいた栄養ケアとマネジメント
  クレンジング・消毒
  創部湿潤環境
  閉鎖性ドレッシング材の有効性について
  ポケットを有する褥瘡の治療とケア
2章 エビデンスに基づく褥瘡ケアの実践
  褥瘡部に疼痛がある患者の除圧ケア
  ポケットのある難治性褥瘡をもつ患者の局所の摩擦・ずれ防止ケア
  両踵部にステージIVの褥瘡を有する患者の血行促進ケア
  処置時に苦痛を訴える患者へのドレッシング材の選択
  下痢便により褥瘡の再発を繰り返す患者への湿潤対策
  再発を繰り返す褥瘡患者の経口摂取の整え
3章 研究を褥瘡ケアに活用する
  褥瘡発生の予測因子
  急性期患者における褥瘡発生の影響要因
  褥瘡発生の予測:リスク
  在宅ケアを受けている地域高齢者の褥瘡−有病率・発生率・リスク要因
  褥瘡発生の予測
  脊髄損傷患者の持続的座位姿勢の結果生じる紅斑と皮膚温の変化
  褥瘡予防プログラムの有用性と費用効果
  長期ケアにおける褥瘡予防のための包括的プログラム:費用とアウトカムの調査
  予防:体圧分散寝具
  二層式エアセルマットレスの臨床効果に関する研究
  経管栄養による補食の効果
  大腿骨頸部骨折患者における褥瘡と経管栄養
  予防:コスト
  ICUにおける低圧保持用上敷きマットレスの効果に関する研究
  創傷ケア:ドレッシング材
  閉鎖性ドレッシング材適用による表皮形成効果
4章 褥瘡クリニカルパスの活用とケアの根拠
http://bookweb.kinokuniya.jp/htm/452170011X.html

エビデンスに基づく褥瘡ケア

― 目次 ―

褥瘡ケアのエビデンス
1 体圧分散
2 摩擦・ずれ防止
3 失禁対策
4 エビデンスに基づいた栄養ケアとマネジメント
5 クレンジング・消毒
6 創部湿潤環境
7 ポケットを有する褥瘡の治療とケア

エビデンスに基づく褥瘡ケアの実践
1 褥瘡部に疼痛がある患者の除圧ケア
2 ポケットのある難治性褥瘡をもつ患者の局所の摩擦・ずれ防止ケア
3 両踵部にステージIVの褥瘡を有する患者の血行促進ケア
4 処置時に苦痛を訴える患者へのドレッシング材の選択
5 下痢便により褥瘡の再発を繰り返す患者への湿潤対策
6 再発を繰り返す褥瘡患者への経口摂取の整え

研究を褥瘡ケアに活用する
0 エビデンスをケアに生かす
1 急性期患者における褥瘡発生の影響要員
2 在宅ケアを受けている地域高齢者の褥瘡
3 脊髄損傷患者の持続的材姿勢の結果生じる紅斑と皮膚温の変化
4 長期ケアにおける褥瘡予防のための包括的プログラム:費用とアウトカムの調査
5 二層式エアセルマットレスの臨床効果に関する研究
6 大腿骨頸部骨折患者における褥瘡と経管栄養
7 ICUにおける低圧保持用上敷きマットレスの効果に関する研究
8 閉鎖性ドレッシング材適用による表皮形成効果

褥瘡クリニカルパスの活用とケアの根拠
http://www.molcom.jp/item_detail/20068/

エビデンスに基づく褥瘡ケア (EBN books)

エビデンスに基づく褥瘡ケア (EBN books)